本当は「メジャー」の吾郎くんよりも「名門!第三野球部」のあすなろくんのほうが好きなんです。
こんにちは。chonyaです。
大いに盛り上がった甲子園も終わり、お休みしていたブログとランと筋トレを再開しようと思います。
平常運転に戻りたいのですが、私の甲子園の興奮がなかなかおさまってくれません。
地元代表金足農業の甲子園での活躍は目覚ましく、地元民だけでなく全国の高校野球ファンを魅了しました。
奇跡的な逆転劇の連続で強豪校を倒していくさまは、まるで漫画のようでした。
ベスト8をかけた横浜高校戦での逆転3ランホームランや、準々決勝近江高校戦で非常に珍しい2ランスクイズによるサヨナラ勝利など、観客の心を鷲づかみにするような試合展開に、テンションは上がりまくりです。
漫画のような話はこれだけではありません。おおむね野球強豪校というものは、全国から集まった100人以上のエリート部員がいる私立校で、プロ顔負けの設備で練習しエリートの中のエリート9人が先発メンバーとして選ばれる、というイメージです。対して金農は、部員が全員地元出身者で、公立高校であり農業高校でもあります。ピッチャーの吉田くんは人望の厚い人格者で、吉田くんのもとに打川くんや菅原くんなど仲間が集まり甲子園を目指すという、どこかで読んだことがありそうなストーリーです。そして、県大会と甲子園すべての試合を先発9人だけで戦い、ピッチャーも吉田くんだけで甲子園決勝まで進んだのです。その吉田くんのピッチングがまた、平成最後の怪物といわれるほど見ていて気持ちのいいピッチングなのです。癖のないきれいなフォームから繰り出されるストレートが強打者をバッタバッタとなぎ倒していく姿は、見ていて惚れ惚れします。みんな胸キュンしちゃうのも納得です。
決勝戦では大阪桐蔭に大差で負けて準優勝だったのにもかかわらず、優勝校よりも注目を浴び続けています。
桐蔭vs金農は、戦車vsトラクターや主人公vsラスボスなどと例えられていました。
桐蔭が悪役みたいなレッテルを張られていたのですが、桐蔭だって昨年の仙台育英戦で負けてから、絶対春夏連覇してやると気合を入れていただろうし、勝って当たり前の状況でプレッシャーもかなりのものだったはずです。一介の高校生であることには変わりないので、仲間と支えあって強靭な精神を鍛え上げてきたのだろうと想像すれば、血のにじむような相当の努力があったはずです。1mmも悪者なんかではないのに、面白おかしく言っているんでしょうけど無神経だと思います。
先ほど、金農ナインが秋田空港に到着したとワイドショーで伝えていました。
すごいフィーバーですね。
吉田くんのこれからに期待です。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。